Expressions Menuと合わせて使う、いわば変数の塊です。
変数型はInt, Float, Boolが使用可能で、合計128bit分使用可能です。
Create
-> VRChat
-> Avatars
-> Expression Parameters
を選択する。説明するまでもないですが、Add (追加)
,Up (上に移動)
, Down (下に移動)
, Delete (削除)
です。
移動の際は、移動したい変数を選択してください。
Clear Parameters
は全変数を削除、Default Parameters
は初期値に戻します。不可逆っぽそうです。
変数名です。
UnityではUTF-8が使われているので、それらの文字(日本語含む)が利用できるはずです。
しかし、トラブルを避けるため英数字と標準的な記号(制御文字を除くAscii文字の範囲)のみを使用したほうが良いと思います。
他のプログラミングなどの仕様とは多少違う部分があるのですが、VRC Expression Parametersでの仕様を解説します。
変数型 | 範囲 | メモリ使用量 | 説明 | 読み方 |
---|---|---|---|---|
Int | 0 - 255 |
8bit | 符号なし8bitの整数。 | イント, インテジャー |
Float | -1.0 - 1.0 |
8bit | Minifloat | フロート |
Bool | True , False |
1bit | 2値しかとらない | ブール, ブーリアン |
アバターを着たときのExpression Parametersの初期の値を設定することができます。
例えば、Boolでアイテムの表示/非表示を管理している際に、最初っから表示にしたい場合Trueを初期値にすると良いでしょう。
Expression Parametersの値を保存するか否かの設定です。
ワールド移動や、アバターを変更した際に変数を保持させることができます。
これにより、服の着せ替えなどをワールド移動のたびに設定しなくても済むという利点があります。
VRC Expression Parametersは合計128bit分のメモリ空間が確保されています。
Int, Floatは8bit、Boolは1bitずつ使用します。
そのため、IntやFloatだけならば、128bit ÷ 8bit = 16個の変数を、
Boolだけならば128bit ÷ 1bit = 128個の変数を使用することができます。
VRCEmote
, VRCFaceBlendH
, VRCFaceBlendV
は初期状態で予約されています。
デフォルトのアニメーションコントローラが使用していますが、それらを使用しない場合は消しても良いでしょう。